0001朝一から閉店までφ ★
2017/05/06(土) 17:25:52.40ID:CAP_USER合同企画で手を組んだ森高さん(左)と荒木さん
http://www.hochi.co.jp/topics/20170506-OHT1T50117.html
9日発売「あしたのジロー」(原作・森高夕次作画・荒木光 )
コミック業界に昭和の頃の活気を取り戻そうという新たな取り組みがある。「ヤングチャンピオン」(秋田書店、毎月第2、第4火曜発売)と「漫画アクション」
(双葉社、同第1、第3火曜発売)は、新作「あしたのジロー」(原作・森高夕次、作画・荒木光)を交互に載せ、変則の“週刊連載”とするタッグを結成。
9日発売号の「ヤングチャンピオン」からスタートする。ライバル誌の合同連載企画は「禁じ手中の禁じ手」と考えていた森高さん。なぜ掟(おきて)破りに踏み切ったのだろうか。(甲斐 毅彦)
漫画は日本が世界に誇るサブカルチャーの一つ。だが、昭和の全盛期を経て、残念ながら衰退傾向にあることは否めそうにない。
青年コミック誌だけをみても、1996年には5億5272万冊あった年間総発行部数が、
2015年には1億7407万冊にまで減少している(出版科学研究所のデータ)。今回の合同企画は、そんな現状を活気づけようという試みだ。
原作の森高さんは当初、乗り気ではなかった。「昔は、ライバル同士の雑誌が手を組むなんてことは漫画文化の中で起こり得ないことでした。
コンテンツを出しているものにはプライドがあると思うんですね。禁じ手中の禁じ手。昔の僕なら『アホなことするもんじゃない!』と断っています。
でももう背に腹は代えられない。ハッキリ言って(漫画誌は)斜陽傾向です。自分にできることは協力しようと。僕は座して死ぬよりは動いたほうがいいって考えなんで」
「グラゼニ」などのヒット作も生んだ森高さんのストーリーを描くのは「ヤンキー塾へ行く」などで人気の荒木光さん。森高さんが
「荒木さんは現代の職人で、(組めて)ラッキー。最高値の“化学反応”が起きるんじゃないか」と言えば、荒木さんも「僕の方こそめちゃくちゃラッキー。
『グラゼニ』も大好きなんで」と応える。両誌出版社の担当者はともに「読者が、他の漫画と出合うきっかけにもなっていただければ」と期待する。
昭和育ちの多くの人にとって、週刊コミック誌の翌週号が出るまでのワクワク感は何物にも代え難いものがあったのではないだろうか。
今週号を読み終えた後も、誌面の残像が頭から離れず、次の号が出るまで授業中も給食時間も続きの展開の空想ばかりをしてしまう…。
野球少年だった森高さんも、そんな一人だった。「僕は『ドカベン』の水島新司世代。(『プレイボール』などの)ちばあきお先生も大好きです」
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