【議政府聯合ニュース】韓国の京畿道議政府市は16日、日本政府による対韓輸出規制強化に伴う国民感情を考慮し、友好都市である新潟県新発田市の訪問を取りやめたと発表した。
議政府市は今月27日から30日にかけ、同市体育会とともに約70人で新発田市を訪れ、剣道や柔道、卓球などのスポーツ交流イベントを行う予定だった。安炳龍(アン・ビョンヨン)市長ら一部は現地に残り、8月3日までかけてスポーツ施設などを見学する計画も立てていた。
安市長は「反日感情が高まり、政府も事態に神経を尖らせているため、訪問は不適切だと判断した」と理由を説明した。
友好都市訪問の中止は過去にもあった。両市は1989年に友好都市協定を結び、毎年両国を交互に訪問してホームステイなどで交流を深めてきた。だが、2011年に日本の独島領有権主張などで反日感情が広がると、議政府市は新発田市の訪問を取りやめた。
一方、京畿道坡州市も今月8日から姉妹都市の長崎県佐世保市などを訪れる計画だったが、輸出規制の強化で国内の反日感情が高まったことから中止した。
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聯合ニュース 2019.07.16 15:51